スギ花粉は、
目、
鼻、
喉の粘膜に吸着し、侵入してきます。
その時、体は、それを異物と判断して、体の外に排出しようとします。
スギ花粉を排出するために、体は、
抗体を作り、防御します。
その後に、また、
スギ花粉が体の中に侵入しようとすると
鼻の粘膜に形成されたさきほどの
抗体とぶつかり、化学物質(
ヒスタミンなど)が分泌されます。
これは、体に、
免疫反応という、もともと体が持っている防衛反応があるからです。
体の中に入ってきた
細菌や
ウイルスなどの異物を、「自分とは違うもの」と見分けて排除し、そして、異物が次にやってきた時にすばやく対応できるように、その異物を覚えておきます。
このアレルギー反応が、
鼻水、
鼻づまり、くしゃみ、
目のかゆみ、はれ、のどのイガイガ感を引き起こします。
)です。
北海道と沖縄を除く日本全国に分布しています。
2月上旬から4月にかけての開花期に黄色の細かい花粉をまき散らします。
花粉は球形(大きさが約30〜40μm程度)で、その管口が突出してかぎ状に曲がっています。
花粉症は、東京や大阪などの大都市で多く発生していますが、それは、スギは、風媒花(1つの雄花から約3万2千個の花粉)で、風に乗って60〜80キロ先へ飛んでゆきます。
但し、花粉症は
スギ花粉だけの影響ではないといわれており、大都市の大気汚染や食生活(食生活の欧米化)の変化も、大きな要因の一つだと考えられています。
その具体的には、自動車の排気ガス中に含まれるディーゼル排出微粒子による大気汚染です。
この物質と
スギ花粉が結合すると、花粉症などのアレルギーを引き起こしやすくなります。
スギ花粉症の対策は、その年の
スギ花粉の飛散量によって増減するため、花粉情報に留意し、できる限り原因となる花粉に接触しないように心がけましょう。
治療としては、
スギ花粉が本格的に飛散しはじめる約2〜3週間前から抗アレルギー点眼薬を使用すると、かなり効果的です。
さらに、眼のかゆみが強いときには、抗
ヒスタミン作用を有する抗アレルギー内服薬を併用するといいようです。
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